『点者(てんじゃ)』

点者とは、連歌や俳諧の連歌、俳句や川柳などの文芸において、門人など、作品を持ち込める人々を募り、それらの優劣を判定したり評点したりすることで、点料とよばれる報酬を得る生業をする人のことです。

より古い点者の形式は、連歌において始まっていたと考えられています。

良基の著した『筑波問答』などに述べられているように、連歌においては、点者は稽古によりどんな作品へも見る眼が曇らないのがいいとされました。

連歌の隆盛した時期における点者の格式は比較的高いものとされ、『宗匠』と呼ばれていました。幕府の連歌師は里村家の子孫でした。

このように、点者とはごく限られた人のようですが、中には師匠から点者業をまかされる人もいたということです。

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