『狂句』

狂句とは、近世から発達した定型詩の形式の1つです。

狂句は元々、川柳と同じでした。

ところが、初代川柳が亡くなって、四世川柳が指導者のようになると、川柳的な句が俳風狂句と名付けられたため、狂句というジャンルが発生したといわれています。

そのため、狂句も五七五の形式でウィットにとんだものとして知られました。

俳風狂句が廃れだしたため、五世水谷川柳が『柳風式法』を決めて、表現内容を枠で制限しました。すると、言葉尻の面白さばかり捉えられがちな言葉遊びのようなものとされることがあったため、五世川柳が、俳風狂句を柳風狂句と改称しました。

狂句は滑稽味が強い、内容や形式に破格があってもいいジャンルとされます。現在では、肥後狂句や薩摩狂句に狂句の名残りが見られます。

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