付け句




『付け句』

川柳は付け句から発展したといわれることがあるのをご存じでしょうか。

付け句とは、連歌や俳諧の連歌における、遊戯的な文芸のありかたの1つです。

元来、連歌や俳諧の連歌は、発句から始められていましたが、付け句では逆に、下の句(七・七)の方の題から、機知に富んだり情趣があったり気が利いていたりする上の句(五・七・五)を付ける技巧を競うこととなります。

これを前句付けといったいい方をする場合もあります。

柄井川柳は前句付けの点者として知られています。




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